サンワテクノス 14年3月期は最高益更新、期末配当を12円に増額修正

2014年5月9日 09:52

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記事提供元:フィスコ


*09:52JST サンワテクノス---14年3月期は最高益更新、期末配当を12円に増額修正
サンワテクノス<8137>は8日、2014年3月期決算を発表。売上高は前期比14.9%増の1013.78億円、営業利益が同41.5%増の32.11億円、経常利益が同36.5%増の34.38億円、純利益が同42.6%増の21.68億円だった。昨年10月に利益計画を下方修正していたが、結果は売上・利益ともに期初計画を上回っての着地となっている。

部門別では、電機部門の売上高が前期比11.4%増の247.59億円。有機EL生産設備の需要減少により前期に比べ真空ロボットの販売が減少したが、新エネルギー関連の需要は引き続き増加傾向で推移するなか、太陽光発電システム向けの制御機器等の販売が大幅に増加した。また、産業機械業界向けのモータ等の販売も増加傾向で推移している。

電子部門の売上高は同18.8%増の696.43億円。携帯電話基地局のインフラ設備向けの電子部品の販売が減少したが、工作機械業界向け、自動車関連機器向け及びPOSシステム、自動販売機向けなどの電子部品の販売が増加した。機械部門の売上高は同5.9%減の69.75億円だった。自動車業界向けロボットや一部設備機器の販売は増加したが、全体的に設備投資は弱い動きで推移していた。

セグメント業績では、日本の売上高が同12.5%増の774.77億円、営業利益が同35.4%増の21.52億円。成長市場である新エネルギー分野における太陽光発電システム向けの制御機器の販売が増加。工作機械業界向け、自動車関連機器向け及びPOSシステムや自動販売機向けなどの電子部品の販売も増加した。

アジアの売上高は同24.3%増の267.56億円、営業利益が同56.4%増の10.21億円だった。スマートフォン製造設備向けの電子部品の販売は在庫調整等のため、一時減少したが、PLC、インバータ、サーボモータ及び太陽光発電システム向けの電子部品の販売が増加した。

欧米の売上高は同3.3%減の31.91億円、営業利益は同13.1%減の0.26億円だった。インバータ、サーボモータ向けの電子部品の販売が増加したが、電力インフラ向けの制御機器及び生産設備機械の販売が減少。その他の売上高は同2.0%減の26.86億円、営業損失は0.07億円(前期は0.19億円の損失)。

15年3月期については、売上高が前期比8.5%増の1100.00億円、営業利益が同12.1%増の36.00億円、経常利益が同10.5%増の38.00億円、純利益が同8.4%増の23.50億円を計画している。

なお、14年3月31日を基準日とする剰余金の配当を行うことを決議。年間配当予想を20円(中間配当10円、期末配当10円)としてきたが、14年3月期の連結業績が過去最高を更新したことに加え、新第7次中期経営計画(STEP1000)の最終年度連結売上高目標の1000億円を1年遅れではあるが達成。今後の業績動向を勘案しつつ、期末配当を2円増配し12円に増額修正した。また、15年3月期の年間配当予想を24円(中間配当12円、期末配当12円)とすることも合わせて決定した。

サンワテクノス<8137>は電子部品や産業機械を取り扱う技術商社。電機・電子・機械の3要素を軸として、部品、機械、装置、各種システムや設備までを商品として、企画から、実施、納入、調整、メンテナンスに至るまで、商社としての専門性を保持しながら複合的にサービスを展開する。海外展開にも積極的で、海外進出顧客には国内に準じたサービスを提供するだけでなく、海外の優れた製品の発掘、調達し、顧客のSCM(サプライチェーン・マネジメント)の構築にも参加する。《FA》

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