8日の香港市場概況:3日ぶり反発、中国の堅調な貿易統計など支援材料に

2014年5月8日 17:35

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:35JST 8日の香港市場概況:3日ぶり反発、中国の堅調な貿易統計など支援材料に

8日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日ぶり反発となり、前日比90.86ポイント高(+0.42%)の21837.12で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同79.41ポイント高(+0.82%)の9734.97、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同9.04ポイント高(+0.22%)の4099.33だった。

ハンセン指数は総じて堅調に推移。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、前日の米国市場ではダウ平均が上昇。また、ロシアのプーチン大統領の発言で、ウクライナ情勢を巡る緊張もやや緩和された。加えて、この日発表された中国の4月輸出入が予想に反して増加したことも支援材料に。ただ、中国では明日9日から来週にかけて引き続き経済指標の発表が相次ぐため、慎重ムードから後場には上げ幅を縮める動きとなった。

ハンセン指数の構成銘柄では、景気不安の緩和を受け、中国海洋石油(00883/HK)など石油株が上昇。また、中国移動(00941/HK)が3.37%上げるなど、通信セクターの上昇も目立った。一方、HSBC(00005/HK)は朝高で始まったものの、結局0.19%下落。前日大引け後に発表した1-3月期決算はほぼ市場予想通りだったが、先行きには慎重な見方も示されている。

半面、カジノセクターが大きく下落。銀河娯楽(00027/HK)が7.59%安、サンズ・チャイナ(01928/HK)が4.63%安で引けた。中国本土住民のトランジット滞在期限が縮小されるとの観測報道が売り手掛かり。中国版デビットカード「銀聯カード」が不正使用への監視を強化するとの報道も嫌気された。

ハンセン銘柄以外では、堅調な四半期決算を発表した博雅(00434/HK)が7.31%上昇。半面、莎莎国際(00178/HK)が8.36%下落。同社は7日の取引終了後、メーデー連休(5月1日-3日)の香港・マカオでの売上高が前年同期比1%減、既存店売上高が同5%減となったことを明らかにした。《KO》

関連記事