トヨタが北米拠点をテキサス州ダラスに集約 北米市場戦略を強化

2014年5月2日 10:44

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記事提供元:エコノミックニュース

トヨタ自動車が米国のケンタッキー州、ニューヨーク州、ケンタッキー州に分散していた北米での拠点を一つに集約し、北米戦略を強化する

トヨタ自動車が米国のケンタッキー州、ニューヨーク州、ケンタッキー州に分散していた北米での拠点を一つに集約し、北米戦略を強化する[写真拡大]

 トヨタ自動車<7203>が米国のケンタッキー州、ニューヨーク州、ケンタッキー州に分散していた北米での拠点を一つに集約し、北米戦略を強化する。

 同社は29日、北米の製造、販売、金融などの本社機能をテキサス州ダラス北部のプレイノに移転すると発表した。拠点を一元化することにより各機能間での連携・効率化を推し進める。「もっといいクルマ」を提供する体制を整え、北米市場における持続的成長を目指す方針だ。

 具体的には、北米での研究開発と北米生産事業統括を行っているトヨタ・モーター・エンジニアリング・アンド・マニファクチャリング・ノース・アメリカ株式会社(TEMA)、北米全体の販売を統括している米国トヨタ自動車販売株式会社(TMS)、北米での渉外・広報。調査活動を行っているトヨタ・モーター・ノース・アメリカ株式会社(TMA)、北米での金融・保険サービスを展開するトヨタ・モーター・クレジット株式会社(TMCC)をプレイノの同一敷地内に移転し、約4000名が異動対象となる。

 2014年夏より一部が異動を開始し、新社屋完成後の16年後半から17年初頭にかけて、大部分の従業員が異動する予定だ。TMCCは17年以降の移転となる。各事業体は引き続き現在の社名及び機能を維持するが、今後さらなる連携の検討を進めていく方針だ。

 また、TEMAの調達部門約250名がミシガン州ヨークのトヨタ・テクニカル・センター(TTC)に、生産技術部門約300名がケンタッキー州ジョージタウンのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキーにそれぞれ異動する対象となる。

 TMAのジム・レンツCEOは、「今回の移転は、トヨタの北米事業50年の中で最も大きな転機の一つ。各機能が力を合わせることで、北米のお客様のご要望により迅速に対応し、お客様の期待を超える『もっといいクルマづくり』につなげていきたい」と語った。

 なお、トヨタは、カリフォルニア州およびケンタッキー州の地域団体に対し、既存の寄付に加え、2017年より5年間で総額1000万ドルの寄付を行う。(編集担当:慶尾六郎)

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