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【木村隆のマーケット&銘柄観察】日本農薬はさらなる増額が有力、好業績買いが再燃へ
日本農薬 <4997> は突っ込み買いの好機だ。4月22日に今2014年9月期の3月中間決算の営業利益を66億円から83億円(前年同期60億円)に引き上げ、通期についても同じく75億円から89億円(前期74億円)へ修正した。
国内農薬販売では新規剤の投入に加え、消費税増税前の駆け込み需要に伴う受注増が発生。海外農薬販売も、欧米販売及びフェニックスの原体販売増加に加えて、為替の円安の影響も加わったことが要因。
株価は4月4日に1630円の高値を示現しているが、この時は市場では90億円を上回る水準を想定していたため、今回の発表が材料出尽くし感を誘い、株価は増額を機に整理基調を鮮明にしている。
4月22日に一部証券会社がレーティングを強気から中立」に引き下げ、目標株価を1550円から1450円に減額したことも嫌気された。しかし、その翌日4月23日には他の証券会社がレーティング最上位を継続、目標株価を引き上げる等、アナリスト筋の見方はまだら模様である。
農薬事業は、国内では、園芸用殺虫剤や水稲用殺菌剤など主力の自社開発品目の拡販に注力。海外販売も、アジア、欧州、米州の各地域で売り上げを伸ばし、原体販売の増加や円安も増収に寄与している。季節的な要素を加味して、営業利益は中間決算の83億円に対し通期89億円と抑え気味にしている。
しかし、前期は中間の営業利益60億円に対し、後半は14億円プラス、通期の営業利益は74億円を確保している。今の足元の好調さから、アナリスト筋の大勢としては、今期の再度の増額を想定する向きが多い。今後はそうした点に見直しの機運が強まりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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