【編集長の視点】アイスタイルは高値肉薄、広告プラットフォーム事業譲受の現実買いがスタート

2014年4月23日 10:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

 アイスタイル<3660>(東1)は、7円高の614円と4営業日ぶりに反発し、1月22日につけた年初来高値636円に肉薄している。同社株は、今年1月にミクシィ<2121>(東マ)の子会社からオンライン広告プラットフォーム事業譲受について基本合意契約書を締結し株価が年初来高値をつけたが、この譲受が4月1日に完了したことから、同社のマーケティングサービス事業の強化を期待する現実買いが再燃している。4月1日からの消費税増税で同社の化粧品口コミサイト「@cosme(アットコスメ)」の販促効果に期待が高まっていることも、合わせて評価されている。

■アジア最大のビューティープラットフォームの構築を目指す

 同社は、アジア最大のビューティープラットフォームの構築を目指して 「アットコスメ」を運営しているが、ミクシィの子会社ミクシィマーケティングの広告プラットフォーム事業を同事業に関連する人材を含めて譲受け、「アットコスメ」のデータベースと譲受事業のIDを連携させてオーディエンスデータを充実させ、広告主とユーザーの双方にメリットのあるマーケティングプラットフォームをアイスタイルが新たに設立した子会社で展開する。

 同社の業績は、今6月期第2四半期(2Q)累計業績が期初予想を下ぶれて着地し、6月通期業績についても、前期の過去最高からの減益転換を予想するなど伸び悩んでいる。サイトのユニークユーザー数が増加し、登録ブランド数も拡大しているが、第1四半期に本社を移転した移転費用や新規事業立ち上げ負担などが重なることが要因となるもので、通期純利益は、2億5400万円(前期比40%減)と見込んでいる。事業譲受でのカバー効果が注目される。

■年初来高値奪回から25日線のサポートで昨年11月高値も視野

 株価は、1月のM&Aでつけた年初来高値から2Q累計業績の下ぶれ着地が響いて同安値422円まで売られ、同社と同業態の結婚式場選びの口コミサイトを運営するみんなのウェディング<3685>(東マ)が、3月25日に新規株式公開され人気化したことに比較感を強めて500円台を回復、さらに年初来高値を視野に捉えた。年初来高値奪回から上昇転換した25日移動平均線をサポートラインに昨年11月高値876円へのキャッチアップを強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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