三菱商事、ミャンマーで三菱電機製エレベーター販売の合弁設立

2014年4月22日 20:27

印刷

三菱商事がミャンマーで設立する合弁会社MCEMの株主構成を示す図(同社発表資料より)

三菱商事がミャンマーで設立する合弁会社MCEMの株主構成を示す図(同社発表資料より)[写真拡大]

 三菱商事は22日、ミャンマーの民間企業グループ大手Serge Pun & Associates(SPA)と共同で、ミャンマーにおける三菱電機製エレベーターとエスカレーター関連事業に参画すると発表した。合弁会社を設立し、今年夏頃に営業を開始する予定という。

 発表によると、三菱商事は、SPAグループの2社、First Myanmar Investment(FMI)、Yoma Strategic Investment(YSI)と、三菱電機製昇降機の販売・据付・保守等を目的とする合弁会社MC Elevator (Myanmar) の設立に向けた株主間協定書を締結した。合弁会社の株主構成は、三菱商事60%、FMI20%、YSI20%。

 ミャンマーでは、民主化政策に伴う外資企業の参入で都市開発が進んでおり、今後、急激な昇降機需要の拡大が見込まれる。三菱商事は、1998年からSPAグループ企業を通じてミャンマーで三菱電機製昇降機を販売していたが、合弁会社を設立することで、より充実した保守サービスの提供をし、事業拡大を図っていくという。また、今後も新興国を中心として、三菱電機と昇降機事業でグローバルに協業していくという。

関連記事