14日の香港市場概況:反発も方向感乏しく、中国GDPを控えて様子見ムード

2014年4月14日 17:22

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記事提供元:フィスコ


*17:22JST 14日の香港市場概況:反発も方向感乏しく、中国GDPを控えて様子見ムード

14日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反発となり、前営業日比35.16ポイント高(+0.15%)の23038.80で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同15.60ポイント高(+0.15%)の10244.02、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同10.28ポイント安(-0.24%)の4347.59だった。

ハンセン指数は節目の23000近辺でのもみ合いが続いた。1-3月期の中国国内総生産(GDP)の発表を16日に控え、様子見ムードが台頭。メインボードの売買代金は611億HKドルと、前営業日から4割弱縮小した。また、前週末の米国株安やウクライナ情勢の緊迫化が警戒材料。一方で、中国GDPが減速するとの見方から、一部では景気対策への期待感も根強い。また、先週に香港・上海間の相互取引開始が発表されたことで、資金流入への思惑も持続した。

ハンセン指数の構成銘柄では、香港証券取引所(00388/HK)が2.60%続伸。香港・上海間の相互取引開始を手掛かりとした買いが継続した。また、テンセント(00700/HK)が切り返し、0.19%高で終了。チャットアプリ「微博」での広告事業を来月本格スタートするほか、民営銀行の設立認可を取得したなどと報じられている。

半面、中国石油化工(00386/HK)0.83が%安。傘下の上海石油化工(00338/HK)が赤字計上予想を発表したことが嫌気されたもよう。米テスラ・モーターズとの提携交渉が報じられたが、市場の反応は鈍かった。また、指数ウエート最大のHSBC(00005/HK)が0.56%下落。JPモルガン・チェースのさえない決算が連想売りを誘った。

ハンセン銘柄以外では、長城汽車(02333/HK)が朝安後に上昇し、2.34%高で取引を終えた。市場投入が遅れていた新SUV(スポーツ用多目的車)「哈弗(ホーバー)H8」について、今月20日に販売を開始すると発表した。一方、赤字見通しを発表した上海石油化工は5.38%安と大きく値を落とした。《KO》

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