関連記事
米株続落は過剰流動性相場の修正によるものか?
記事提供元:フィスコ
*13:44JST 米株続落は過剰流動性相場の修正によるものか?
反応が遅れていた欧州株を含め、週明け相場は1%超の下落相場で地球を一周してきた。大きな背景は過剰流動性相場の期待剥落と考えられる。米国がテーパリングを進め(雇用統計は基調変化をもたらすものではなかった)、ECBが追加緩和を見送り、本日の日銀も追加緩和に踏み切る可能性は低いと見られている。ただし、流動性自体がシュリンクしている訳ではない。
米株は3営業日続落、ハイテク株の下落がキツイ。バリュエーションの高さが嫌われ、強気相場の勝ち組だった銘柄が中心になって下げているので、体感温度はもっと厳しい。ナスダックのPER(株価収益率)は31.5倍、S&P500(現在は501)は17倍。S&P500は年初来の上昇分を失った。一気に弱気に傾き、オプション取引のヘッジポジションは4年前の急落時以来の高水準と伝えられる。《MK》
スポンサードリンク

