【狙い場買い場】ローランドはモミ合い放れが接近、「一目均衡表」チャート買いサイン

2014年4月6日 14:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  電子ドラム、ピアノなど電子楽器事業のほか、コンピュータ周辺ききを手がける、株価が高値圏頑強のローランド <7944> を注目したい。

 チャートでは、日足一目均衡表で、転換線が基準線の上にあり、ローソク足が雲を抜けて上回っているほか、遅行スパンが株価を上抜けしたしたので、上昇トレンドを示唆しており、モミ合いを上放れする可能性が高まっている。

  足元の業績、電子楽器事業が底堅く推移しているほか、コンピューター周辺機器事業で主力のプリンターやサプライにおいて大型インクジェットプリンターの新製品が牽引、工作機器やデジタル機器も堅調で、前2014年3月期業績予想は、売上高843億円(前の期比16.6%増)、営業損益58億円の黒字(同4億5100万円の赤字)、経常利益56億円の黒字(同7億5400万円の赤字)、最終損益6億円の赤字~1億円の赤字(同40億6600万円の赤字)と赤字幅の縮小を見込む。年間配当は15円(同2円50銭増)を予定している。

  株価は、1月16日の年初来高値1499円から2月4日の年初来の安値1257円まで調整を挟んで3月7日高値1450円と上昇。75日移動平均線をサポートラインとしてもみ合っている。欧州での電子楽器の生産から撤退。電子ピアノやアコーディオンの生産は東南アジアなどに移転し、構造改革が進んでいることから、今15年3月期業績見通しは増益、増配含みと観測されているほか、PBR0.79倍と割り負けしており、高値奪回から一段高へ進む公算が大きく好狙い場となろう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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