安藤ハザマ<1719>復興本格化、首都圏の国土強靭化やリニア関連需要への期待

2014年4月4日 10:38

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記事提供元:フィスコ


*10:38JST 安藤ハザマ<1719>復興本格化、首都圏の国土強靭化やリニア関連需要への期待
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月3日放送において、安藤ハザマ<1719>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■事業概要
建築に強みを持つ安藤建設と土木に定評のあるハザマが2013年4月1日に合併し誕生。ダム、トンネルなど大型土木を得意とする。首都高速中央環状新宿線、地下鉄12号線環状部など都市土木のほか、JRA中山競馬場スタンドなどのレジャー施設、新東名高速道路などの道路・造成など実績がある。

■足元の業績
2014年3月期第3四半期(13年4-12月)業績は、売上高が前年同期比86.7%増の2614.37億円、営業利益が同79.6%増の81.97億円、経常利益が同91.6%増の80.55億円、四半期純利益が同7.7倍の151.71億円だった。

セグメント業績は、土木事業の受注高が前年同期比4.5%増の610億円、完成工事高は同12.6%増の754億円、営業利益は同11.2%増の65億円。建築事業の受注高が前年同期比154.3%増の779億円、完成工事高は同179.5%増の1689億円、営業利益は22億円(前年同期は10億円の営業損失)の黒字に転じている。

そのほか、グループ事業の売上高が同26.6%増の150億円、営業利益が同51.8%増の10億円。その他は売上高が同195.9%増の19億円、営業利益は同414.6%増の3億円と、各セグメントいずれも大きな伸びをみせている。

■14年3月期通期については
14年3月期通期は、売上高が前期比85.4%増の3670.00億円、営業利益が同79.9%増の101.00億円、経常利益が同66.8%増の89.00億円、純利益が同562.7%増の152.00億円と、第3四半期決算とあわせて今期2度目の上方修正を発表。昨年11月に発表した計画からは売上高で2.5%、営業利益で24.7%、経常利益で34.8%、純利益で10.1%の上振れとなる。

■事業環境
復興需要が本格化するほか、首都圏の国土強靭化など政府によるデフレ脱却・経済成長政策などの取組み。また、2027年開業予定のリニア中央新幹線への期待。JR東海が3月に公表した14年度の設備投資計画では、リニア中央新幹線の用地取得費などに230億円を計上。早ければ今秋にも着工する見通しである。また、前日にJR東海社長による記者会見が行われており、「評価書をできるだけ早くまとめ、工事認可申請の作業を並行して進める」と述べ、着工までの手続きを迅速に進める方針を改めて強調している。

■株価動向
昨年10月高値431円をピークに調整がみられていたが、足元の上昇でこのところのボックスレンジを上放れてきている。週間形状では26週線が支持線として機能しているほか、昨年9月からの13週線とのゴールデンクロスの継続しており、中期的な上昇トレンドにある。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送《TM》

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