サイバーダインがようやく再動意へ/後場の投資戦略

2014年4月3日 12:00

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15076.46;+130.14TOPIX;1218.42;+7.06

[後場の投資戦略]

 日経平均は15000円を上回っての推移が続いており、先高期待が高まっている。ただし、個人主体の中小型株については選別物色であるため、日経平均の強さほどは収益には結び付き難い状況でもある。また、日経平均は心理的な抵抗として意識される一目均衡表の雲上限に接近している。目先的な達成感につながるかを見極めたいところでもあり、インデックスに絡んだ売買の他は、上値追いには慎重になりやすいだろう。
 ただし、主力処が高止まりとなるなか、資金回転の利きやすい中小型株にシフトしてくる可能性もある。直近IPO銘柄ではサイバーダイン<7779>が、ようやくボトム形成からのリバウンドが強まってきている。菊池製作所<3444>も動意付いており、医療・介護支援ロボットへの波及が意識される。(村瀬智一)《FA》

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