2日の中国本土市場概況:続伸、「京津冀」経済一体化計画の早期実施観測を好感

2014年4月2日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 2日の中国本土市場概況:続伸、「京津冀」経済一体化計画の早期実施観測を好感

2日の中国本土市場は続伸。上海総合指数は前日比11.53ポイント高(+0.56%)の2058.99、深セン成分指数は同52.48ポイント高(+0.72%)の7333.59で取引を終えた。おおむねプラス圏で一進一退の展開となった。

「京津冀(北京市や天津市、河北省の3省市)」経済一体化計画の早期実施観測が好感され、不動産や建材、公共事業などに買いが集中。張高麗副首相が現地を視察したほか、京津冀3地区の国土資源部が「定期聯席会議制度」を立ち上げたと報じられた。また、住宅の購入制限が一部地区で緩和されるとの観測や、3月の鉄鋼業購買担当者指数(PMI)が上昇したことも追い風になった。

セクター別では、銅など非鉄金属関連が大幅上昇。銅の主要産出国であるチリの太平洋沖でマグニチュード8.2の大地震が発生したことが価格の上昇観測を強めた。また、自動車関連もしっかり。電気自動車(EV)の充電スタンドの整備加速が支援材料となった。このほか、鉄道運賃の市場化が早期に実現するとの観測も公共交通関連の買い手掛かりとなった。

一方、新規株式公開(IPO)の再開観測や流動性不足懸念が前半の売りにつながったようだ。中国人民銀行(中央銀行)は昨日1日に計720億元の売りオペを実施したほか、銀行間市場で2月27日から5日間にわたって短期流動性オペ(SLO)を実施し、計1000億元の資金を市場から吸収した。《KO》

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