4月1日の香港市場概況:3日続伸で約3週間ぶり高値、カジノ株やテンセントが主導

2014年4月1日 17:30

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記事提供元:フィスコ


*17:31JST 4月1日の香港市場概況:3日続伸で約3週間ぶり高値、カジノ株やテンセントが主導

4月1日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日続伸となり、前日比297.48ポイント高(+1.34%)の22448.54で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同23.18ポイント高(+0.23%)の10098.28、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同35.25ポイント高(+0.85%)の4196.49だった。

ハンセン指数は終日堅調に推移し、3月7日以来、約3週間ぶりの高値で引けた。前日の米国市場が早期利上げ観測の後退で上昇したことを好感。また、朝方発表された中国政府版の3月製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想をやや上回り、前月から上昇したことも支援材料となった。その後発表されたHSBC版のPMI確定値が速報値からやや下方修正されたことで上値の重さが目立つ場面もあったが、大引けにかけてはカジノ株やテンセント(00700/HK)の主導で上げ幅を広げた。

ハンセン指数の構成銘柄では、カジノ株が大幅高。サンズ・チャイナ(01928/HK)が9.58%高、銀河娯楽(00027/HK)が7.93%高で引けた。この日発表されたマカオの3月カジノ収入統計は、前年同月比13.1%増と堅調な着地となった。また、足元でさえない値動きとなっていたテンセントが買い戻され、4.45%上昇した。

半面、招商局国際(00144/HK)が3.94%下落した。同社は前日大引け後、強制転換社債(MCS)の発行による資金調達計画を発表。地元メディアによれば、同社が増資を行うのはここ十数年で初めてという。同社は資金調達コストの低さや株主への影響を考慮して同方式を選んだとしているが、市場関係者は少数株主に不利な内容だと指摘している。

その他の個別銘柄では、恒大地産(03333/HK)が4.64%値上がり。前日発表した決算が堅調な内容となったことに加え、大幅な増配方針を示したことが好感された。このほか、海通証券(06837/HK)が1.95%高。アリババ・グループやテンセントなど国内インターネット会社との提携により、ネット金融業務を開拓していく方針を明らかにしている。《KO》

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