トライSTG 前期は大幅な増益を達成、今期は収益性の更なる改善と中長期的な成長を目指す

2014年4月1日 10:35

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記事提供元:フィスコ


*10:35JST トライSTG---前期は大幅な増益を達成、今期は収益性の更なる改善と中長期的な成長を目指す

ダイレクトマーケティング支援のトライステージ<2178>は3月31日、2014年2月期の通期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比6.5%増の360.23億円、営業利益が同56.1%増の7.75億円、経常利益が同54.4%増の7.77億円、純利益が同51.1%増の3.74億円と大幅な増益で着地した。

セグメント別にみると、主力のダイレクトマーケティング支援事業が、大幅増益に貢献した格好だ。収益性の低い取引の見直しと仕入コスト削減等により収益性の改善に努めたほか、上期における会員誘導型の取引も寄与した。

続く2015年2月期については、既存のダイレクトマーケティング支援事業の再成長を目指す。「営業力強化」「商品力強化」「コスト適正化」を実施し、収益性の更なる改善を図ると同時に、中長期的な成長を目指して、「WEBビジネスの推進」「CRMビジネスの推進」「国際ビジネスの推進」に取り組んでいく。

2015年2月期の業績予想は、売上高が前期比0.2%増の361.00億円、営業利益が同5.5%増の8.17億円、経常利益が同1.2%増の7.86億円、純利益が同13.1%増の4.24億円を見込んでいる。

同社は、ダイレクトマーケティングを実施する企業を包括的に支援する企業であり、ダイレクトマーケティング支援事業とダイレクトメール発送代行事業の2事業を展開している。ダイレクトマーケティング支援事業では、テレビ通販の番組枠やテレビCM枠をメディアより購入して、企画、制作、受注等の付加価値を付けてクライアント企業に販売している。ダイレクトメール発送代行事業は、2012年11月に子会社化したメールカスタマーセンター(MCC)にて展開している。《FA》

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