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【引け後のリリース】三菱重工が民間航空エンジン事業を分社化しIHIなど出資
■増大する生産要求への対応など推進し一貫体制を構築
三菱重工業<7011>(東1)は31日の夕方、民間航空エンジン事業を本年10月1日付けで100%子会社に承継させる会社分割を行なうと発表し、IHI<7013>(東1)との生産協力関係を構築して低圧タービンブレードの生産を委託し、少額の出資を仰ぐ方向で協議しているとした。IHIも夕方、低圧タービンブレードの生産を受託し、少額の出資を行なう方向で協議していると発表した。日本政策投資銀行にも出資・融資を要請している。
三菱重工の発表によると、同社の民間航空エンジン部門は、5ヵ国共同開発である1983年のV2500エンジン事業への参画以降、インターナショナル・エアロ・エンジンズ(IAE)社、プラット&ホイットニー(P&W)社、ロールス・ロイス(RR)社のエンジン事業に参画し、着実に事業を拡大してきた。このたび、増大する生産要求への対応と資本力強化に向けた体制を構築し、営業・設計・製造から修理までの一貫体制を構築するとともに、生産能力の拡充に向けた体制の整備と外部資金導入による資本力の強化をはかるとした。
三菱重工の株価は1月中旬の730円を高値に調整基調に入り、3月25日の532円を下値に出直る動き。本日の終値は597円(8円高)。調整過程では600円から650円前後の水準で1ヵ月少々もみ合ったことがあるため、このところの出直り相場でもこの水準でもみ合う可能性があるが、本日のニュースによって一気に突破すれば買い戻しが増加する形になって上げを加速する可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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