西友:生鮮食品の鮮度に満足できない場合は返金、「生鮮食品 満足保証プログラム」を開始

2014年3月25日 22:33

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【3月25日、さくらフィナンシャルニュース=東京】西友(本社:東京都北区)は25日、全国の西友・サニー374店舗において、生鮮食品カテゴリーにおける品質向上の取り組み「生鮮食品 満足保証プログラム」を4月1日より開始すると発表した。

「畜産物(肉類等)」「水産物(魚類・貝類等)」「農産物(野菜・果物等)」部門の生鮮食品の調達、物流、店舗においての鮮度管理に至るまでの各プロセスを強化するほか、利用客が購入した生鮮食品に満足できなかった場合に購入代金を返金する“生鮮食品100%返金保証”も実施する。

 西友がおこなった生鮮食品に関する消費者調査では、「畜産物」「水産物」「農産物」といった生鮮食品が、スーパーマーケットへの強い来店動機となる。同時に、生鮮食品の品質・鮮度に対する消費者の方々の期待が非常に高いことも明らかになった。

一方、西友の生鮮食品は競合各社と比べて価格や利便性では高く評価されているが、品質・鮮度等に改善の余地があることがわかったという。この結果を受け、同社は、高い品質の生鮮食品を競合スーパーより安価に提供することを目標に、全生鮮食品カテゴリーの品質・鮮度の改善に本格的に着手する。

具体的な取り組みとしては、調達・物流において「品質・鮮度」基準となるガイドラインを策定し、全取引先と共有することで管理を徹底。さらに、個人の経験や知識に頼ることが大きかった品質基準がひと目でわかるガイドブックを作成して、店舗の担当従業員のレベルを均一化させる。また、物流センターでの検品プログラムを強化するほか、店頭で新鮮な食品を提供できるウォルマート補充システムを「農産物」「水産物」に採用する。

国内外の生産者からの直接調達も増やし、直接的な品質・鮮度管理の強化、納品スピードの向上も図る。

店舗では、従業員向けトレーニングを強化する社内プログラムを開始。週に一度、第三者による売り場確認も実施する。また、4月1日以降、西友・サニー各店舗にて生鮮食品を購入後、商品に満足できない場合、該当商品のレシート(西友・サニー店舗発行)を店舗のサービスカウンターに持ち込むと、その場で、全額を現金で返金する“生鮮食品100%返金保証”を開始する。【了】

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