NEC、ラテンアメリカ9カ国の光ファイバー網整備計画で機器納入

2014年3月17日 22:10

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 NECは17日、コロンビアの通信インフラ事業者であるInternexa(インターネクサ社)に、光伝送用100Gbps対応トランスポンダ(中継器)を納入したと発表した。

 Internexaは、コロンビア電力公社の系列会社で、通信インフラを構築して他の通信事業者に回線を提供する事業(Carrier's carrier)を行っており、ラテンアメリカ9カ国で28,000kmにおよぶ光ファイバー網整備計画を推進中。NEC製トランスポンダはこの敷設プロジェクトの一環として導入された。

 納入したトランスポンダは、NECが開発した100Gbps用デジタルコヒーレント技術(高信頼な長距離大容量伝送を実現する技術)およびDP-QPSK変調方式を採用し、最大96波までの大容量伝送を実現するという。

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