概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は大幅に3日続落、クリミア情勢緊迫化で10年5月以来の安値

2014年3月14日 09:55

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:55JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は大幅に3日続落、クリミア情勢緊迫化で10年5月以来の安値
【ブラジル】ボベスパ指数 45443.83 -0.91%
昨日13日のブラジル市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比417.98ポイント安(-0.91%)の45443.83で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは26、値下がり46、変わらず1と売りが優勢。ヘルスケアと公益を除くすべてのセクターが下落し、中でも通信や素材に買いが集中した。

朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢の緊迫化がリスク回避姿勢を強めたほか、ブラジルの信用格付けが引き下げられるとの懸念が圧迫材料。ブラジル中央銀行のトンビニ総裁は13日に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のアナリストらと会談したが、これが格下げ懸念が広がったもよう。

【ロシア】MICEX指数 1248.56 +2.01%
13日のロシア市場は大幅に3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比25.65ポイント安(+2.01%)の1248.56で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは9、値下がり41と売りが優勢。MICEX指数はこの日、終値ベースで2010年5月25日以来の安値を更新した。

前半はプラス圏でもみ合ったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ南部クリミア自治共和国情勢の緊迫化を受け、リスク回避の動きが継続。欧米からの警告に対し、ロシアのプーチン大統領はイランに課したような制裁に対する覚悟はできていると強硬姿勢を堅持した。

【インド】SENSEX指数 21774.61 -0.37%
13日のインドSENSEX指数は反落。プラス圏での推移が目立ったが、終盤に急速に値を崩した。個別で悪材料の出たIT大手インフォシスが急落し、他のIT関連が軒並み売られたことが指数を圧迫。一方、前日12日の引け後に発表されたふたつの経済統計が予想以上に良好な内容となり、マクロ環境の改善期待から幅広い銘柄に買いが集中。SENSEX指数は節目の22000台手前では上値が抑制されたが、終盤まではしっかりとした値動きを維持した。

【中国本土】上海総合指数 2019.11 +1.07%
13日の上海総合指数は反発。優先株制度が今週中にも発表されるとの観測が支援材料。また、MSCIエマージング・マーケット・インデックスへのA株組み入れ観測が市場への資金流入期待につながった。一方、午後に発表された1-2月の鉱工業生産などが市場予想を下回ったことで、指数は後場に上げ幅を縮小。ただ、李克強首相が全国人民代表大会(全人代)閉幕後の記者会見で、中国の経済成長に自信を示したこともあり、売り急ぐ動きは見られなかった。《FA》

関連記事