【木村隆のマーケット&銘柄観察】エンカレッジ・テクノロジは売上げ急増の勢いを見直す

2014年3月12日 12:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 エンカレッジ・テクノロジ<3682>(東マ)が浮上態勢に入ってきた。昨年12月11日に新規上場し、今年1月6日に4450円の高値を示現したが、以後は一貫した整理商状に終始していた。しかし、ここ再びIPO人気が大きな盛り上がりを見せ、セカンドマーケットの出遅れ狙いの動きが台頭、同社への注目度が強まってきた。

 今3月期の第3四半期累計決算は、売上げ8憶4900万円(前年同期は未公表)、営業利益2億6600万円(同)となった。通期の見通し、売上げ12億1200万円(前期比32.4%増)、営業利益4億1700万円(同35.3%増)の好調な見通しは据え置かれた。

 同社は、企業や官公庁の情報システムを運用管理するシステム管理者の業務をサポートするパッケージソフトウェアを手掛けている。主力製品はシステム証跡管理を行なう「ESS REC」。システム管理者が行った操作内容を克明に記録し、システムトラブルや情報漏洩に際しての原因究明や、不正操作や操作ミスを予防する。その他、システム全体の監視や障害を総合的に把握する「ESS」、システム変更の作業手順を自動作成する「ESS AutoQuality」などの製品も提供している。

 同社の製品をインストールした顧客の多くは、保守サポートサービス契約を締結している。同契約に基づき、同社は改良製品の無償提供や各種トラブルへの対応などを行なっており、こうした既存客で安定した収益基盤を確保。新規顧客の増加はそのまま収益アップにつながる。

 ここ数年売上げが急増している。2011年3月期の6億4700万円、2012年3月期7億3500万円、2013年3月期9億1500万円、そして2014年3月期12億1200万円と伸び率が凄い。業績が向上期を迎えていることを如実に示している。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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