【編集長の視点】イーグランドは続落も逆張り好機、業績上方修正を見直し超割安修正展開も

2014年3月12日 10:58

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  イーグランド<3294>(JQS)は、90円安の3500円と3日続落している。今年2月4日につけた上場来安値2912円からの4140円の戻り高値へ底上げし、この底上げ幅の半値押し水準で売り買いが交錯しているものである。ただ同社株は、今年2月12日に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに今3月期通期業績の上方修正を発表しており、直近IPO(新規株式公開)株人気を高めて、割安修正期待の買い物が再燃する展開が想定され、逆張り妙味を示唆している。

  今年のIPO市場は、3月6日IPOのサイバーリンクス<3683>(JQS)から本格化、そのサイバーリンクが公開価格を2.7倍上回って初値を形成、その後も連続してストップ高し、きょう12日IPOのエンバイオ・ホールディングス<6092>(東マ)も、大量の買い物を集めて買い気配値を切り上げており、連想を強めよう。

■3Qの販売物件数・仕入物件数が伸び売上総利益率もアップ

  同社の3月期業績は、昨年12月18日のIPO時の予想値より売り上げを5億600万円、経常利益を1億8900万円、純利益を1億3200万円それぞれ引き上げ、純利益は、5億7600万円(前期比64%増)と大きく伸びる。3Qまで中古住宅再生事業が好調に推移、物件販売件数が、前年同期の378件から485件へ拡大、売上総利益率も、同じく15.6%から19.8%にアップし、3Q利益が、3月通期業績に対して高進捗率を示し、3Q仕入物件数も、不動産業競売からの物件を中心に同じく423件から554件に拡大したことなどから上方修正した。

  なお同社は、今期配当を前期並みの30円と安定継続、新興市場のIPO株としては、異色の有配株となっている。

■最安値水準から700円幅の底上げもPERは7倍台と超割安

  株価は、昨年12月18日に公開価格3300円でIPOされ、4200円の初値から上場来高値4650円まで4割高して、4000円台の出没場面で全般調整相場の影響で上場来安値まで突っ込み、業績上方修正では最安値に並ぶ安値水準から700円幅の底上げに転じた。PERはなお7倍台と超割安であり、直近IPO株人気も高め、リバンド幅の拡大が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【じっくり投資コーナー】兼松日産農林に「特区」関連人気浮上、PER11倍に割安感(2013/03/08)
【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症初期の自己診断(2013/03/08)
【今日の言葉】レーガノミクスとアベノミクス(2013/03/07)
安藤ハザマは純益6倍増益をテコに期日向かいで超割安修正妙味(2013/03/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事