【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコはボックス下限から出直り、低PBRにも見直し余地

2014年2月27日 09:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ <7501> (JQS)の株価は全般地合い悪化の影響を受けたが、収益改善や低PBRに見直し余地があり、ボックスレンジ下限から反発のタイミングだろう。

  フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

  今期(14年11月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比1.2%増の28億90百万円、営業利益が42百万円の黒字(前期は11百万円の赤字)、経常利益が43百万円の黒字(同2百万円の赤字)、純利益が28百万円の黒字(同16百万円の赤字)としている。アウトドア事業が直営店出店効果などで堅調に推移し、前期苦戦したフィッシング事業のルアー(擬似餌)用品も回復が期待される。在庫品の処分販売も一巡して営業損益が改善する。富士山の世界文化遺産登録や20年東京夏季五輪開催に伴う登山・アウトドア・スポーツ関連ブームなどが追い風だろう。

  株価の動きを見ると、大勢としては550円~600円近辺のレンジでボックス展開だが、1月下旬~2月上旬には全般地合い悪化の影響を受ける形となって、2月4日と2月5日の560円まで調整した。ただし12月安値542円まで下押すことなく切り返し、足元では570円近辺に戻している。売り一巡して収益改善を見直す動きだろう。

  2月26日の終値574円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円95銭で算出)は58倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2358円41銭で算出)は0.2倍近辺である。週足チャートで見ると、概ね550円~600円近辺のボックスレンジ下限に接近して反発の形のようだ。低PBRも支援材料だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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