欧米為替見通し:米国と中国の金融政策

2014年2月26日 17:09

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記事提供元:フィスコ


*17:09JST 欧米為替見通し:米国と中国の金融政策

本日26日の欧米市場のドル・円は、27日のイエレンFRB議長の議会証言とウクライナでの挙国一致内閣の選出を控えを控えて動意に乏しい展開が予想される。

明日27日のイエレンFRB議長の上院での議会証言は、ハト派寄りだった下院での議会証言と違い、G-20財務相・中央銀行総裁会議でテーパリング(量的緩和縮小)が容認されたことで、ややタカ派寄りとなる可能性に警戒することになる。

米国連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和縮小)継続観測は、中国や新興国市場からの資本流出を加速することになる。

中国人民銀行は、米ドル買い、人民元売り介入を断続的に行い、売却した中国人民元を市場に放置(非不胎化)することで、低金利誘導している。

中国人民銀行は、3月5日からの全国人民代表大会が終了後に、許容変動幅を基準値の上下2%(現行は上下1%)まで拡大すると予想されている。

中国人民銀行が許容変動幅を拡大して人民元安を誘導した場合、人民元を買い進めてきた投機筋の元買い持ちポジション(推定5000億ドル)の手仕舞いが起こる可能性が高まる。

【今日の欧米市場の予定】

18:30 英・10-12月期国内総生産改定値(前年比予想:+2.8%)
21:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-4.1%)
24:00 米・1月新築住宅販売件数(予想:40万戸、12月:41.4万戸)
02:00 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演(経済見通し)
03:00 米財務省5年債入札(350億ドル)

ブラジル中央銀行が政策金利発表(現在10.50%、0.25%利上げの可能性)《KO》

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