今日の為替市場ポイント:FOMC議事録を受けてQE縮小継続観測が強まる

2014年2月20日 08:30

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記事提供元:フィスコ


*08:30JST 今日の為替市場ポイント:FOMC議事録を受けてQE縮小継続観測が強まる

昨日19日のドル・円相場は、東京市場では102円05銭から102円41銭で推移。欧米市場では一時101円84銭まで下落したが、102円33銭で取引を終えた。

本日20日のドル・円は102円台で推移か。102円以下では短期筋、個人勢などのドル買い興味が残されており、リスク回避的な円買いが強まる可能性は低いとみられる。

19日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録によると、多数のメンバーが会合ごとに資産購入の縮小規模を100億ドル拡大することを支持していた。将来的なゼロ金利の解除に向けて、現状の政策金利見通しの指針を変更する必要性があることも指摘されていた。

インフレ率は目安となる2%を下回っているが、「現状では購入縮小の停止は正当化されない」と指摘している。米国経済の見通しが変わらない場合、米連邦準備制度理事会(FRB)は、毎回のFOMC会合で債券買い入れの規模を100億ドルずつ縮小することが妥当であると考えているようだ。

最近の新興国市場の動揺は注視が必要であるが、米国の金融市場への影響は限定的との見方が示されていた。政策金利の引き上げについては、数名のメンバーから「今年半ばより前に利上げすべき」との意見が出ていたことが判明した。

FOMC議事録の内容はややタカ派的であるとの声が聞かれており、ドル買い材料になりそうだが、欧州、アジア諸国の反応を見極める必要がある。《KO》

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