NY金:続伸で1300.1ドル、米雇用・小売指標の悪化を受けて買いが強まる

2014年2月14日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:続伸で1300.1ドル、米雇用・小売指標の悪化を受けて買いが強まる

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1300.1 ↑5.1)。寄り直後に安値1291.4ドルをつけた後、この日発表された米国の1月小売売上高が減少、前週分新規失業保険申請件数が増加したことから、連邦準備理事会(FRB)の量的緩和の縮小ペースが弱まるとの思惑や、景気減速への懸念から、米国債利回りが低下、株安、ドル売りとなる状況に、金の買いが優勢となり、1300ドル乗せとなった。

その後、NYダウがプラスに転じ、ドルも反発気味になったことで、いったん利食いとみられる売りが優勢になったが、1296ドル台までの反落にとどまり、そこから引けにかけて再び買いが強まる展開となり、高値1300.9ドルまで上昇した。《KO》

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