13日の中国本土市場概況:5日ぶり反落、上海総合指数は2100の大台割れ

2014年2月13日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 13日の中国本土市場概況:5日ぶり反落、上海総合指数は2100の大台割れ

13日の中国本土市場は5営業日ぶりに反落。上海総合指数は前日比11.55ポイント安(-0.55%)の2098.40、深セン成分指数は同44.97ポイント安(-0.57%)の7857.11で取引を終えた。後半に上値を追う展開を示したが、終盤に利益確定売りに押された。上海市場は2100の大台を割り込んで引けた。

連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、中国人民銀行(中央銀行)が今日13日の定例オペを見送ったことを受け、流動性不足懸念が強まった。人民銀による定例オペの見送りを受け、今週中に計4800億元(約8兆1600億円)の資金が市場から吸収されると試算されている。また、いったん落ち着いた新規株式公開(IPO)が3月に入ってから再び加速するとの見通しも逆風となった。

政策面では、不動産税(日本の固定資産税に相当)の徴収拡大案が6月末までに発表されるとの報道や、地方都市の住宅バブル懸念の再燃などがウエートの高い不動産セクターの売り手がかりとなった。

一方、電気自動車(EV)など環境銘柄の大幅上昇が指数をサポート。深刻な大気汚染を食い止めるため、政府が今年の対策資金を100億元(約1700億円)追加する方針を示したことが好感された。また、EV大手の比亜迪(BYD)がドイツの自動車大手ダイムラーと共同で世界最大の急速充電網を整備する計画を発表したことも追い風となった。

このほか、銀行セクターが後半に大幅上昇。IT大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ)が中信銀行に出資するとの報道が好感された。ただ、アリババは同報道について、コメントを控えている。マクロ面では、A株ファンドの資金流入が旧正月明けから加速しているとの報告が資金の流入期待を強めた。《KO》

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