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住友商事と東京ガス、米国で液化天然ガス加工委託・販売の合弁会社
住友商事と東京ガスの今後の協業スキーム概要図[写真拡大]
住友商事と東京ガスは12日、米国産天然ガスを液化して輸出するプロジェクトで、液化加工委託と液化天然ガス(LNG)販売を行なう共同事業会社ST Cove Pointを設立したと発表した。
同プロジェクトでは、住友商事100%子会社であるパシフィック・サミット・エナジー社(PSE)を通じて米国産天然ガスを調達し、プロジェクトの事業主体であるドミニオンコーブポイントLNGが液化加工した年間約230万トン分のLNGを輸出する。
新会社のST Cove Pointは、PSE(住友商事子会社)が締結しているドミニオンとの液化加工契約を承継する。生産するLNGは、東京ガス100%子会社であるティージープラス向けに年間140万トン、住友商事経由関西電力向けに年間80万トン出荷する予定という。
ST Cove Pointの資本金は10万ドル(約1,020万円)で、出資比率は、PSE(住友商事子会社)が51%、東京ガス子会社(東京ガスアメリカ)が49%。
住友商事と東京ガスは、今後も同プロジェクトで協力し、LNGを日本向けに出荷するという。
同プロジェクトでは、2013年9月に米国エネルギー省から自由貿易協定(FTA)未締結国向けのLNG輸出許可を取得し、2017年の稼働開始を目指している。
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