米株式:横ばい、債券購入大規模  

2014年2月11日 00:16

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記事提供元:フィスコ


*00:16JST 米株式:横ばい、債券購入大規模  

米株式市場

2013年は世界主要中銀による流動性注入を受けて国内株式やドイツDAXなどが大幅上昇したなか、DAX、国内株式市場でもナスダック以外(SPX、SPミッドキャップ400、ラッセル2000、ダウなど)は50日移動平均線を下回って推移している。なお、先週週を通して200日移動平均線を下回って取引を終えていたゴールドマン・サックス(GS)は本日もレベルである160ドル近くでの動きが続いている。10日の債券購入は大規模。

7日朝方に発表された非農業部門雇用者数は11.3万人増加、前月7.4万人増も僅か1千人の上方修正に留まった。市場予想では27万人予想(ソシエテ・ジェネラル)などの20万人を大きく上回る予想も見られたがこれに反している。また、今回の結果に関して天候を背景に挙げる向きもあるが、集計時に天候は例年以上に悪くはなかった。

このレポート後に投票権を有するダラス連銀のフィッシャー総裁はCNBC上にて、「我々は一指標で判断を覆すことはない」として資産購入プログラム縮小の継続を示唆している。ウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏も「連銀が縮小を継続する可能性は高い」としている。

2月は連邦公開市場委員会はないが、11日にイエレン新議長による議会証言が10AMから予定されている。原稿は8:30AMから明らかになる。

債務上限に関してフィッチは債務上限に関して再度AAA引き下げを示唆している。一方で、ムーディーズはレーティングへの影響はないだろう、としている。ただ、今回は選挙が近づいている為に両党共に大きな動きはない可能性が高いとの見方が多い。ルー財務長官がベイナー下院議長に宛てた7日付けの書簡で「借り入れ時期は27日まで持たない可能性が高い」としていたが、下院共和党員の間では「債務上限を2015年第1四半期にまで延期する案」もあるとのこと。

海外では中国の旧正月時期の消費の上昇率が前年同期で見て減少傾向にあるとのこと。

個別銘柄では、ファーストフードチェーンのマクドナルド(MCD)が市場予想を上回る1月既存店売上を発表している。

S&P 500は0.94安の1796.08前後で推移、ナスダック総合指数6.36ポイント高の4132.22ポイント、ダウ平均株価は18.72ドル安の15775.36ドル前後で推移(日本時間24時10分時点)。《KG》

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