【木村隆のマーケット&銘柄観察】シンプロメンテはワンストップサービスが強み、顧客層も広がる

2014年2月10日 10:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 シンプロメンテ<6086>(東マ)は反転相場入りが近づいている。昨年12月19日の新規上場に際しては、公募価格950円に対し、初値は2100円と好調なスタートを切った。その後は利食い売りに押される展開が続いてきたが、公募価格に接近する水準にまで下げ、押し目買い流入が期待できる局面に変わりつつある。

 今2014年2月期は売上げ37億6300万円と前期比30.9%増、営業利益も2憶500万円と同102.7%増の大幅な増収、増益決算が見込まれ、業績は極めて好調だ。

 同社は、店舗や施設にある各種設備・機器のトラブルについて、設備・機器および内外装での不具合についての対応依頼を受け付け、修理・修繕を施し、その後の完了確認や報告・管理業務までをワンストップで実施するメンテナンスサービスを行っている。

 24時間365日の応対体制を持ち、全国規模の協力業者(メンテキーパー)との独自ネットワークによりワンストップサービスを提供している。

 主な需要先は多店舗展開を行っている企業で、大手飲食チェーンなど、特に外食産業の顧客が多い。ただ、最近は多店舗展開を行っている企業では、店舗メンテナンスの効率化や経営資源の本業への集約化のため、コスト削減を目的に、メンテナンス業務の一部を外部委託する動きが広がりつつある。従来の外食業界中心から物販・小売や理美容業界、介護業界、教育業界、医療業界、宿泊・娯楽業界などへ顧客企業数は拡大している。

 中期的には、多店舗展開の企業などにはサービスメニューの拡充などを進めていく。その一方で、導入が遅れている小規模企業については、厨房機器などの機器メーカーのメンテナンスを受託する「メンテナンスアウトソーシングサービス」を軸に売り上げ拡大を目指す。ワンストップサービスの強みを生かし、アナリスト筋は来期も増益基調を維持できると見ている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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