注目銘柄ダイジェスト(前場):スクエニHD、マツダ、ガンホーなど

2014年2月6日 11:35

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記事提供元:フィスコ


*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):スクエニHD、マツダ、ガンホーなど

スクエニHD<9684>:2575円(前日比+271円)
大幅反発。前日は、新タイトル「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」の返金騒動が一部のネット上で話題となり、警戒感が先行する形となっていた。会社側では前日、有償でアイテムを購入したユーザーに対し、使用したゲーム内通貨やポイントを返還する措置が取られることを発表している。これを受けてゴールドマン・サックス(GS)では、今回の措置はユーザー離脱や配信停止など最悪のリスクを回避してゲームの健全化を図る動き、むしろ既存ユーザーを活性化させる可能性もあると考えているもよう。また、野村では前日の決算を受けて投資判断を「リデュース」から「ニュートラル」に格上げへ。

マツダ<7261>:485円(同+20円)
大幅続伸。前日に決算を発表、10-12月期営業利益は506億円で前年同期比6.2倍に、市場コンセンサスとほぼ同水準での着地となった。また、通期予想は1600億円から1800億円に上方修正しているが、市場コンセンサスは1830億円以上であった。期待通りの好決算ではあるが、サプライズまでは乏しい内容に。ただ、前日にも想定線の決算を発表したトヨタ<7203>が強い動きとなっており、足元の調整の反動もあって、見直しの動きが先行しやすいようだ。なお、4期ぶりの復配発表などもポジティブ視されるか。

JIN<3046>:2645円(同-700円)
ストップ安まで急落。前日に業績予想の大幅下方修正を発表、営業利益は従来予想の68億円から25億円、前期比6割の大幅減益としている。「JINS PC」特需による反動減などから、既存店増収率の見通しを大幅に引き下げている。また、期末配当金も32円予想から10円に引き下げへ。なお、昨日発表した1月の既存店増収率も前年同月比22.2%減と3ヶ月連続での2割減となっている。

シスメックス<6869>:6040円(同+770円)
急伸。同社は前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は221億円で前年同期比45.6%増益、実績の収益は市場コンセンサス、並びに、会社計画を上回る着地とみられる。通期計画は300億円据置となっているが、計画超過達成の確度は高まったとの見方が優勢に。米国や中国において市場シェアが上昇しているもよう。好業績を素直に評価する展開となっている。

ダイセル<4202>:853円(同+72円)
急伸。同社が前日に発表した好決算、それを受けてのメリルリンチ(ML)の投資判断格上げなどが評価材料に。第3四半期累計営業利益は283億円で前年同期比42%増益、10-12月期は107億円、市場コンセンサスは100億円以下の水準であったとみられる。MLでは投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も880円から960円に引き上げている。インフレーターの収益の大幅な改善を受けて、今後も高成長が続くとの見方を強めているようだ。

エムティーアイ<9438>:1503円(同+3円)
続伸。上期の営業利益見通しを7.0億円から11.0億円へ上方修正したことが好感されている。第2四半期においては、全国の携帯ショップでコンテンツを販売促進する余力が改善していることや大規模商戦期があることを鑑み、スマートフォン有料会員数拡大に注力するために積極的なプロモーション展開を行う予定と。また、決算発表と同時に、1:2の株式分割を実施すると発表しており、最低投資金額の引き下げによる流動性向上期待も先行へ。ただ、買い一巡後は戻り売り圧力の強さから上げ幅を縮小、一時マイナス圏に転じている。

夢真HD<2362>:830円(同-50円)
大幅反落。10-12月期売上高は前年同期比25.8%増の37.8億円と大幅増収となったものの、営業利益は同22.7%減の3.0億円と減益となったことが嫌気されている。通期営業利益は前期比81-137%増益が見込まれており、減益決算にネガティブなインパクトが先行へ。なお、足元では、建築技術者派遣事業の拡大を最優先課題とし、全国的な建設工事の増加を見据え、技術者の採用を先行的に投資したと。

ADWAYS<2489>:1824円(同+104円)
強い動き。gumi社の議決権所有割合1.0%に当たる株式を取得する契約を締結したと発表したことが材料視されている。gumi社は、モバイルオンラインゲーム事業を展開しており、「ブレイブ フロンティア」などの有力コンテンツを有する。gumi社については、早期の上場観測なども聞かれる有力ベンチャー企業であり、協業によるシナジー効果に期待感が先行へ。

Dガレージ<4819>:2360円(同-194円)
さえない。米ツイッターが決算発表を受けて時間外で急落となっており、ツイッター関連として位置付けられる同社にはネガティブ材料視されている。ツイッターの10-12月期決算については、最終損益がアナリストの予想よりも大きな赤字となったようだ。とりわけ、ユーザーの伸び鈍化が顕著となっており、先行き不透明感が強まる格好にも。

サイバーエージェント<4751>:4470円(同+70円)
買い優勢。昨日は、スマホ向け「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」の課金仕様に対する警戒感の高まりと見られる動きから大幅下落となったが、有料アイテムの返還など仕様変更を発表し過度な警戒感が後退する状況のようだ。GSでは、今回の措置はユーザー離脱や配信停止など最悪のリスクを回避し、ゲームの健全化を図る動きであり、関連2社に前向き評価とコメントしている。

ガンホー<3765>:650円(同+39円)
買い先行。岩井コスモが投資判断を「B」から「A」へと2段階引き上げ、目標株価についても700円から1000円へと引き上げたことが材料視されているようだ。「パズドラ」の機能追加などが加わることで、今期も増収増益が続く可能性が浮上したと指摘。また、今後は海外展開を含めた成長戦略「カズノミクス」の進展にも期待とコメントしている。《KO》

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