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住友化学、豪農薬会社と米国の農薬販売で提携強化
住友化学は30日、オーストラリアの農薬会社ニューファームと、米国における業務用非農耕地向け農薬の販売で提携を強化すると発表した。住友化学の米グループ会社の農薬をニューファームのグループ会社が2月16日から販売するという。
住友化学によると、同社の米グループ会社ベーラント U.S.A.とニューファームのグループ会社ニューファーム・アメリカスは、非農耕地向け農薬の分野で、顧客である防除業者に認知された製品を取り揃え、積極的な事業展開を進めてきた。
今回の合意で、両社の製品ポートフォリオの相互補完的な統合を実現し、販売をニューファーム・アメリカスが一括して行うことで、さらなる販売の強化を目指すという。
非農耕地向け農薬は、ゴルフ場、造園、湖沼など、農業以外の分野で使用される農薬。
住友化学とニューファームは、現在、米国を含む世界 21 カ国で販売提携を実施している。今後も、各分野の業務提携を積極的に進め、農薬事業の一層の強化・拡大につなげていくという。
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