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注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、コマツ、キヤノン、コロプラなど
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、コマツ、キヤノン、コロプラなど
トヨタ<7203>:5994円(前日比-142円)
売り先行の展開。今期営業利益は6年ぶりに過去最高益を更新する見通しと報じられている。従来予想の2兆2000億円を上回り、2兆3000億円を超えるのは確実な情勢と。ただ、為替の円安なども背景に好決算は織り込み済み、市場コンセンサスは2兆5000億円に迫る水準であり、特に買い材料視される状況ではないようだ。為替の円高反転など外部環境悪化の影響を強く受ける格好に。
コマツ<6301>:2100円(同+20円)
3日続伸。同社は前日に第3四半期の決算を発表、見直しの動きが強まっているようだ。10-12月期営業利益実績は567億円で前年同期比45%増、市場コンセンサスは410億円前後であったとみられる。通期予想は2100億円を継続で市場予想を下回るが、予想の据え置きは保守的なものに過ぎないと捉えられている。新興国リスクへの警戒感は再度高まる状況になっているが、ポジティブ決算を評価する動きが先行へ。
キヤノン<7751>:3018円(同-52円)
反落。同社は前日に前12月期の決算を発表している。営業利益実績は3373億円で前期比4%増益、今期予想は3600億円で同7%増益となっている。市場コンセンサスはそれぞれ、3500億円程度、3900-4000億円レベルで下振れする状況に。ただ、先の観測報道では、前期が3200億円、今期が3400億円と伝わっており、警戒感が一段と強まる状況にもなっていた。配当利回りの高さなども支援にアク抜け感も生じる格好、下げ幅は相対的に限定的なものにとどまっている。
京セラ<6971>:4649円(同-241円)
売り優勢の展開。同社は前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益実績は315億円で前年同期比24%増、市場コンセンサスの330億円強を下振れる着地に。また、通期予想を従来の1400億円から1150億円に下方修正。下方修正の可能性は指摘されていたが、市場コンセンサス1300億円レベルを下回る水準までの下方修正といった状況に。500万株の自己株式消却発表のほか、SMBC日興証券では悪材料出尽くしとして投資評価を「3」から「2」に格上げしているが、全体相場の地合い悪化も逆風となって、売り圧力は強まる格好へ。
新日本科学<2395>:1495円(同+295円)
急伸。理化学研究所などが「万能細胞」を作製することに成功したと報じられており、バイオ関連の一角に関心が高まる格好に。とりわけ、理研の認定ベンチャーであるヘリオス(旧日本網膜研究所)と前年に資本提携している銘柄として、同社への関心も高まる状況になっているようだ。
日立金属<5486>:1600円(同+77円)
大幅に3日続伸。同社が前日に発表した決算内容が好感されている。第3四半期累計営業利益は412億円で前年同期比2.4倍、通期予想560億円は据え置いているが、年間配当金は従来の14円から17円に引き上げている。メリルリンチ(ML)や野村、UBSなど目標株価引き上げの動きが相次ぐ格好に。また、三菱マテリアル完全子会社への出資、子会社化も、航空機・エネルギー分野の中期的な成長につながるものとして評価される。
Vコマース<2491>:1244円(同-250円)
急落で下落率トップ。前日に決算を発表、好決算ながらも短期的な材料出尽くし感へとつながっている。営業利益実績は13.4億円で前期比48%増益、従来計画どおりの水準での着地となっており、今期は16.5億円で同23%増益の見通し。四季報予想では、前期が14億円、今期予想が18億円であり、やや期待値までには達していない状況である。株価は高値圏にあって利食い売りのきっかけにつながる。
J・TEC<7774>:444000円(同+34500円)
急伸。同社やセルシード<7776>など、再生医療関連が強い動きとなっている。理化学研究所などが新万能細胞のSTAP細胞の作製に成功したことを受けて、再生医療分野への応用に対する期待感が高まっているようだ。なお、タカラバイオ<4974>やMDNT<2370>、テラ<2191>など、バイオ関連の一角も堅調に推移している。
オークファン<3674>:2516円(同+50円)
続伸。ヤフー<4689>と出品者育成サービスで連携すると発表したことが材料視されている。今回の出品者育成サービスに関する連携では、「誰もが売る側になる」ことや、「リユースの促進」を図るために、インターネットオークションの未経験者や初心者が「売り手」としてステップアップできるようなコンテンツを提供すると。
Dガレージ<4819>:2763円(同-97円)
売り優勢。同社やガンホー<3765>、サイバーエージ<4751>など、主力のネット関連が換金売り優勢となっている。新興国リスクの再燃を背景とした外部環境の悪化を背景にリスクオフムードが強まっているほか、個人投資家の取引比率が高いソフトバンク<9984>の急落も重なり、ネット関連株には換金売り圧力が強まりやすい状況。なお、米フェイスブックが好決算を発表し時間外で急伸となっているが反応は限定的に。
コロプラ<3668>:3990円(同+70円)
買い先行。昨日第1四半期決算を発表し、10-12月期営業利益は49億円とコンセンサスであった40億円前後を上回る着地となった。スマホ向けゲーム「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」の好調を追い風に、通期の営業利益見通しを120億円から180億円へと上方修正へ。修正後の通期計画はコンセンサス水準とみられるが、第1四半期時点からの大幅な上方修正を評価する動きに。《KO》
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