アク抜け期待も短期的な値幅取り狙いが中心か【クロージング】

2014年1月9日 16:06

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記事提供元:フィスコ


*16:07JST アク抜け期待も短期的な値幅取り狙いが中心か【クロージング】

9日の日経平均は大幅反落となり、241.12円安の15880.33円(出来高概算30億2000万株)で取引を終えた。8日の米国市場は連邦公開市場委員会(FOMC)議事録内容を受けて利益確定の売りが広がり、ダウは反落。シカゴ日経225先物清算値は大証比95円安の16015円となり、この流れから利益確定の売りが先行した。売り一巡後は16000円処での底堅い展開が期待されていたが、先物市場では断続的な売りが観測されるなか、インデックスに絡む売買によってじり安基調が続いた。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>は、大引け後の決算発表を控えて警戒感から3%超の下落となったほか、ファナック<6954>も3%近く下げるなど、指数インパクトの大きい値がさの一角が重しとなった。

ファーストリテ<9983>の決算は予想範囲内であり、25日線までの調整をみせた反動が意識されそうである。オプションSQ通過によるアク抜けも期待されるところであろう。一方、米雇用統計を見極めたいとのムードが高まるほか、3連休を控えていることもあって、積極的な売買は手控えられる可能性がある。

ただし、個人主体の物色は活発であり、東証2部、ジャスダック平均、マザーズ指数はプラス圏で推移している。再び大発会のときのような流れではあるが、中小型株のほか、やや仕手系色の強い低位材料株に急動意をみせる銘柄が目立っており、短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいだろう。《KO》

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