8日の米国市場ダイジェスト:ダウは68ドル安、FOMC議事録を嫌気

2014年1月9日 07:30

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記事提供元:フィスコ


*07:30JST 8日の米国市場ダイジェスト:ダウは68ドル安、FOMC議事録を嫌気

■NY株式:ダウは68ドル安、FOMC議事録を嫌気

NYダウ       ナスダック
終値 :16462.74  終値 :4165.61
前日比:-68.20   前日比:+12.43
始値 :16527.66  始値 :4154.28
高値 :16528.88  高値 :4171.75
安値 :16416.69  安値 :4145.00

8日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は68.20ドル安の16462.74、ナスダックは12.43ポイント高の4165.61で取引を終了した。朝方発表されたADP雇用報告が予想を上回ったものの、連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容を見極めたいとの見方から上値の重い展開となった。議事録では大半の委員が量的緩和縮小を支持し、債券購入プログラムの経済への効果が低下しつつあり、金融安定へのリスクが生じるとの懸念が表明され、下げ幅を拡大する展開となった。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや銀行が上昇する一方、家庭用品・パーソナル用品やメディアが下落した。

半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)が予想を大きく上回る決算を発表して上昇。アルコール飲料などのコンスタレーション・ブランズ(STZ)も好決算を発表して堅調推移となった。一方で、ソフトウェア大手のマイクロソフト(MSFT)は、次期CEOの有力候補と言われているフォード(F)のアラン・ムラリーCEOが同社を辞職するつもりはないと明言したことで下落。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、アナリストの投資判断引き下げを受けて軟調推移となった。

マーケット終了後、百貨店のメーシーズ(M)は、好調な11-12月期の既存店売上高(3.6%増)を発表するとともに、強気の業績見通しを示したことで、時間外取引で一段高となっている。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は104円85銭、米12月ADP雇用統計の予想上振れでドル買いが強まる

ドル・円は104円70銭から105円05銭まで上昇し104円85銭で引けた。米国の12月ADP雇用統計が1年ぶりの大幅な雇用の増加を示したため米雇用統計への期待が強まったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した12月17-18日開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)で一部メンバーが決定された各月100億ドル以上の資産購入策の縮小を望んだことが明らかになりドル買いが強まった。その後、米金利先高感を受けた株安やオプション絡みの売りに伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.3618ドルへ上昇後、1.3554ドルまで反落。良好な米雇用指標や米国の金利先高感に伴うドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、株安に連れ142円77銭から142円14銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.6400ドルから1.6472ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9127フランへ上昇後、0.9080フランへ反落した。

■NY原油:反落で92.33ドル、留出油の在庫が予想外に増加

NY原油は反落(NYMEX原油2月限終値:92.33 ↓1.34)。供給の拡大を受けて、通常取引で93.77ドルから92.26ドルまで下落し、13年6月末以来の安値を更新した。米週間原油在庫統計でガソリンや石油精製品などを指す留出油の在庫が予想外に増加した。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  16.58ドル +0.08ドル(+0.48%)
モルガン・スタンレー(MS) 31.56ドル +0.04ドル(+0.13%)
ゴールドマン・サックス(GS)178.44ドル +0.15ドル(+0.08%)
インテル(INTC)    25.43ドル -0.15ドル(-0.61%)
アップル(AAPL)      543.46ドル +3.42ドル(+0.63%)
グーグル(GOOG)      1141.23ドル +2.37ドル(+0.21%)
フェイスブック(FB) 58.23ドル +0.31ドル(+0.54%)
キャタピラー(CAT)     89.14ドル +0.21ドル(+0.24%)
アルコア(AA)       10.83ドル +0.29ドル(+2.75%)
ウォルマート(WMT)     77.83ドル -0.62ドル(-0.79%)《KO》

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