セブン&アイが好決算で各利益が過去最高、パナソニックが米・Mozillaとプラットホーム開発で協業、マツダがメキシコ新工場で量産を開始、2013年の米国・カナダ・豪州でのスバル車販売台数が過去最高を更新、ファミリーマートが減益=8日の注目銘柄

2014年1月8日 10:16

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【1月8日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 8日の注目銘柄です。セブン&アイが好決算で各利益が過去最高、パナソニックが米・Mozillaとプラットホーム開発で協業、マツダがメキシコ新工場で量産を開始、2013年の米国・カナダ・豪州でのスバル車販売台数が過去最高を更新、ファミリーマートが減益。

 セブン&アイ・ホールディングス(東:3382)が7日に発表した2014年2月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比32%増の1280億円だった。コンビニエンスストア事業で「SEVEN CAFE」の販売が好調だった。営業収益は同14%増と二ケタ増収の4兆1865億円、営業利益は同15%増の2491億円、経常利益は同15%増の2489億円。純利益を含め、各利益が第3四半期の過去最高を更新した。

 パナソニック(東・名:6752)は7日、次世代スマートテレビの実現に向けた新たな「Firefox OS」の開発推進において、米・Mozilla Corporationと包括的なパートナーシップを締結したと発表した。今後、パナソニックは、同プラットフォームを採用した次世代スマートテレビを商品化する予定。

 マツダ(東:7261)は7日、メキシコ合衆国グアナファト州サラマンカ市に建設した新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation」での量産を開始したことを発表した。今回量産を開始した新工場においては、米国向け「Mazda3」(日本名:マツダ アクセラ)をはじめ、順次、米州・欧州向け車両を量産。さらに、今後「Mazda2」(日本名:「マツダ デミオ」)など生産車種を拡大し、メキシコでの生産体制を強化していく。

 富士重工業(東:7270)は7日、スバル車の販売主要国である米国、カナダ、豪州における2013年の暦年小売販売台数が過去最高を記録したと発表した。2013年は、米国が前年比26.2%増の42万4683台を販売し、2012年(前年比26.0%増)を上回る大幅な成長を達成した。スバルは5年連続で過去最高を更新。米国においては唯一、6年連続で前年実績を上回るメーカーとなったという。

 ファミリーマート(東:8028)が7日に発表した2014年2月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比10%減の198億円だった。営業総収入は1%増の2602億円、営業利益は同微増の362億円、経常利益は同5%増の397億円。【了】

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