シャープ、業界最小サイズのPM2.5センサモジュールを開発

2013年12月25日 20:47

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シャープが開発した業界最小サイズのPM2.5用センサモジュール「DN7C3JA001」

シャープが開発した業界最小サイズのPM2.5用センサモジュール「DN7C3JA001」[写真拡大]

 シャープは24日、業界最小サイズとなるPM2.5用のセンサモジュール「DN7C3JA001」を開発したと発表した。サンプル出荷は25日から行われる。空気清浄機などへの組み込みを想定している。

 今回開発したモジュールは、直径2.5μm以下の極小の粒子であるPM2.5と、それよりも大きい粒子を選別する分粒器に吸引する空気の量と流れを最適にすることにより、小型化を実現したという。また、PM2.5だけでなく、ほこりの濃度も測定することもできる。

 高感度の光センサを採用したことにより、業界最短の10秒でPM2.5の濃度を測定することが可能。

 外形サイズは53×40×51mm (突起部を除く)となっている。

 量産は、来年2月から行われ、月産約80,000台としている。価格は10,000円。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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