24日の中国本土市場概況:小幅続伸、金利の高止まりなどで上値は重い

2013年12月24日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 24日の中国本土市場概況:小幅続伸、金利の高止まりなどで上値は重い

24日の中国本土市場は小幅続伸。上海総合指数は前日比3.20ポイント高(+0.15%)の2092.91、深セン成分指数は同37.92ポイント高(+0.47%)の8027.43で取引を終えた。中盤に上値を追う展開を示したが、その勢いは続かず、結局往って来いの展開となった。

国際通貨基金(IMF)が米国の成長見通しを上方修正する可能性を示唆したことや、前日の欧米市場が堅調だったことが支援材料。中国国内では、中国人民銀行(中央銀行)が今日24日、3週間ぶりに買いオペを再開したことが流動性不足懸念をやや後退させた。

政策面では、現在実施されている「一人っ子政策」が来年1-3月期から緩和されるとの発表や、通信業界への民営企業の参入細則が年内に発表されるとの政府方針が教育やベビー用品、通信関連の物色手掛かりとなった。また、広東省、香港、マカオの3地域が共同で「自由貿易区」を設立する計画が国務院(内閣に相当)に提出されたとの報道が関連セクターの買い材料となった。

一方、後場に入ってから両市場とも勢いを失った。金利水準が高止まりしていることが引き続き警戒材料。今日24日の上海銀行間取引金利(SHIBOR)では、1カ月物以下は下落したものの、3カ月以上は続伸した。また、北京市の中古住宅が下落し始めているとの報道も、銀行や不動産関連の圧迫材料。報告によると、今年10月に入ってから中古部門で5割以上が値下げを実施しているという。不動産引き締めの強化に加え、北京市の住宅価格が高所得者でさえ手が届かないレベルまで上昇していると分析されている。《KO》

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