(中国)人民銀が銀行間市場に資金供給、金利の大幅上昇を受け沈静化に動く

2013年12月20日 10:32

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記事提供元:フィスコ


*10:32JST (中国)人民銀が銀行間市場に資金供給、金利の大幅上昇を受け沈静化に動く
中国人民銀行(中央銀行)は19日夕方に公式ミニブログ上で、短期流動性オペ(SLO)を通じて銀行間市場に資金を供給したと発表した。また、必要があれば、SLOを活用した流動性支援を引き続き行うとも表明。足元では短期金利が大幅に上昇しており、市場の不安心理を沈静化させたものとみられている。

人民銀はオペの規模など詳細を明らかにしていないが、「第一財経日報」が市中銀行関係者の話として報じたところによると、2000億元(約3兆4000億円)が供給されたもようだ。このほか、同紙によれば、前日には一部銀行が銀行間市場の借り入れに関してデフォルト(債務不履行)を起こしたとのうわさが浮上していたが、うわさの対象となった銀行はこれを否定したという。

今回の人民銀の資金供給を受け、市場心理は短期的に落ち着きを見せると予測されている。ただ、年末の到来に加えて来年1月末の旧正月連休も近づいていることから、資金のひっ迫が当面続くとの見方も。JPモルガン・チェースのエコノミストなどは、銀行間金利の高止まりが持続すると予測している。《NT》

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