良品計画:MUJI台湾の株式を追加取得し子会社化、今期純利益を56%増に上方修正

【12月19日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 良品計画 (東:7453)は19日、同社の持分法適用関連会社である台湾無印良品股份有限公司(以下「MUJI台湾」)の全株式を取得し、連結子会社化すると発表した。

　MUJI台湾は、2003年8月より統一超商股份有限公司との合弁企業として、「無印良品」のブランディングを確立し、店舗を拡大。コンビニエンスストアの強力な事業基盤をもつ同社の協力によって、台湾国内に29店舗を展開している。

　今回、良品計画がさらに海外事業を強化していく上で重要な台湾、中国、香港の各法人との連携強化と効率化を目的に、MUJI台湾の全株式を取得することを決定。統一超商股份有限公司が所有する1651万5170株(所有割合:51%)を、50億7500万円で取得する。なお、統一超商股份有限公司とは、資本関係がなくなった後も、台湾での事業展開における重要なパートナーとして良好な関係を続けていくという。

　また、良品計画ではこれにともない従来の持分に関連した「段階取得に係る差益」が生じるため、2014年2月期の通期連結業績予想の純利益を上方修正。前回予想の136億円から前期比56%増の171億円に引き上げた。営業収益、営業利益、経常利益についての変更はない。【了】

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