ホンダ:新型SUV「VEZEL」を発売、クーペやミニバンの長所を融合、ハイブリッドモデルは27km/Lの低燃費を実現

2013年12月19日 15:36

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【12月19日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ホンダ(東:7267)は19日、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさ、さらには燃費性能に至るまで、ジャンルの枠を超えた多面的な価値の融合をコンセプトにした新しいクルマ「VEZEL(ヴェゼル)」を20日から販売すると発表した。ガソリン車とハイブリッド車をラインアップし、それぞれに4WDを設定する。販売計画台数(国内・月間)は4000台。

 「VEZEL(ヴェゼル)」のエクステリアは、SUVの安定感とクーペのスタイリングを融合した流麗なフォルムを表現した。インテリアは、フロント席でクーペを思わせる広々とした空間を創出する一方、ホンダ独創の「センタータンクレイアウト」により、大きな荷室やミニバン並みのゆとりあるリア席を実現している。

 ハイブリッド車には、新世代ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-DCD(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」を搭載。これに直噴の1.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせることで、同社の2.0Lエンジンに匹敵するハイパワーを実現した。環境性能においても、27.0km/L(JC08モード)というSUVクラスとして国内最高の低燃費(ホンダ調べ)を達成した。

 また、電子制御により緻密に前・後輪のトルク配分をコントロールする、ホンダ独自の4WDシステム「リアルタイムAWD」を、同社として初めてハイブリッド車に搭載。さらに、電子制御パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能といった上級クラスに搭載されている先進技術や機能を全タイプに標準装備する。また、上級セダンで使われる高性能の防音材やダンパーを採用し、優れた静粛性と操縦安定性を実現している。加えて、ハイブリッド車には、燃費によい運転をアクセルペダルの反力で知らせるリアクティブフォースペダルを、同社として初めて搭載した。

 メーカー希望小売価格は、ガソリン車が187万円〜212万円、ハイブリッド車が219万円〜268万円。【了】


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