【編集長の視点】オウチーノは買い気配スタート、同時IPO2社は連勝記録を47社へ伸ばす

2013年12月11日 10:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  オウチーノ <6084> (東マ)が、きょう11日に東証マザーズにエンカレッジ・テクノロジ <3682> (東マ)とともに2社同時にIPO(新規株式公開)された。11月20日以来の2社同時IPOで、オウチーノの公開価格は3500円、公開株式数は16万200株、エンカレッジの公開価格は1730円、公開株式数は74万4700株となっている。

  オウチーノは、寄り付きから買い気配値を切り上げ9時30分現在、公開価格を525円、15%上回る4025円買い気配で売り買い差し引き約14万株と公開株式数に迫る買い物を集めている。公開価格のPERは25倍台と割安感は乏しいが、資金吸収額が5億円超と小規模にとどまり、BtoCの電子商取引事業を展開するネット関連業態を評価して買い物が集まっている。なおエンカレッジも、買い気配値を切り上げ9時30分現在、公開価格を261円、15%上回る1991円買い気配となっている。両社株がこのまま初値をつけると、IPO株は、昨年12月20日以来、47社連続で初値が公開価格を上回って形成(勝ち)される連勝記録を伸ばすことになる。

■住宅・不動産関連のポータルサイトを5サイト展開

  オウチーノは、住宅・不動産関連のポータルサイト「O-uccino(オウチーノ)」の運営事業を主力事業としており、同サイトでは新築ポータルサイト「新築O-uccino(オウチーノ)」、中古サイト「中古O-uccino」、リフォームサイト「リフォームO-uccino」、建築家サイト「建築家O-uccino」などの4サイトを複数展開するとともに、賃貸サイト「賃貸cariruno(キャリルーノ)」も運営している。大手不動産会社やマンションデベロッパー、不動産仲介会社、工務店などを顧客としており、顧客の取り扱う住宅情報やサービスを同社のポータルサイトを通じて消費者に無料で提供している。サイトに掲載された物件数に応じて顧客から掲載料金を受領している。

■全47都道府県をカバーし約136万件の物件情報を提供

  物件情報は、「O-uccino」と「cariruno」の合計で今年9月末現在、約136万件に達し、内訳は売買物件が約14万件、賃貸物件が約122万件となっており、提供エリアは、北海道から沖縄県まで全国47都道府県をすべてカバーしている。またポータル事業で培ったメディア運営ノウハウを活用し広告代理店業も展開している。

  今12月業績は、売り上げ16億2400万円(前期比16%増)、経常利益2億4600万円(同8%増)、純利益1億5100万円(同26%増)、1株利益135.6円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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