【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューコンポネンツは久々の大きい陽線足、本格出直り開始

2013年12月11日 09:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ネットワーク関連製品のネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)の株価は調整が一巡して動意の構えを見せている。今期(13年12月期)減額修正に対する失望売りが一巡し、来期(14年12月期)の収益改善期待で10月急騰の再現の可能性もあるだろう。

  セキュリティ、モバイル、クラウド、サービスを重点分野として、ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業を展開し、新規事業としてコンテンツ配信分野にも取り組んでいる。13年5月に新日鉄住金ソリューションズ<2327>と資本・業務提携し、13年8月には米ニクサン社のネットワーク監視ソリューション製品に関する販売代理店契約、13年10月にはカナダのノビフロー社が開発したオープンフロー関連製品の国内独占販売代理店契約を締結した。アライアンス戦略も寄与して事業基盤強化が期待される。

  今期連結業績見通し(11月14日に減額修正)は売上高が前期比4.1%減の25億55百万円、営業利益が同63.2%減の45百万円、経常利益が同77.8%減の27百万円、純利益が同90.4%減の10百万円としている。無線LAN関連や監視サービスなどが堅調だが、全体として需要の伸びが鈍化し、低採算案件の増加や、子会社イノコスが予定していた期末大型案件の失注なども影響するようだ。

  なお11月14日に、株式分割と単元株制度の導入を発表している。13年12月31日を基準日(効力発生日14年1月1日)として1株を100株に分割し、1単元を100株とする。

  株価の動きを見ると、急騰して付けた10月30日の戻り高値30万円から急反落して、11月中旬以降は概ね17万円~18万円の小幅レンジでモミ合う展開だったが、9月安値圏まで下押すことなく、12月10日は前日比1万100円(5.77%)高の18万5000円まで急伸した。今期減額修正に対する失望売り一巡して再動意の構えのようだ。

  12月10日の終値18万5000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS1122円49銭で算出)は165倍近辺、実績PBR(前期実績連結BPS3万0305円37銭で算出)は6倍近辺である。日足チャートで見ると75日移動平均線近辺でのモミ合いから上放れて、25日移動平均線を一気に回復した。週足チャートで見ても一旦割り込んだ26週移動平均線を回復する動きだ。10月急騰の再現の可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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