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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は週足チャートが三角保合い、上放れ近い
貴金属リサイクル事業の松田産業 <7456> の株価は戻り一服の形だが、下値は着実に切り上げている。出直りの流れに変化はなく、きっかけ次第で動意付く可能性もあるだろう。
貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。国内では埼玉県入間市の新工場が10月に試験運用を開始した。貴金属リサイクルの工場設備リニューアルを進め、本格稼動は14年1月予定としている。海外は東アジアを中心に拠点網拡充を推進しており、貴金属関連事業は中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、食品関連事業は中国、タイに展開している。
今期(14年3月期)連結業績見通しは11月11日に減額修正し、売上高が前期比3.4%増の1730億円、営業利益が同0.6%増の56億円、経常利益が同1.4%減の60億円、純利益が同2.2%減の39億20百万円としている。期初計画を下回った第2四半期累計(4月~9月)の通期見通しに対する進捗率は、売上高が48.5%、営業利益が43.0%、経常利益が44.4%、純利益が44.3%である。需要回復ペースが想定より遅れているため減額修正したが、期後半に向けて半導体・電子部品関連が回復傾向を強めるだろう。
なお11月11日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限8万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間13年11月12日~13年12月19日)については、11月29日時点で取得株式総数が7万1200株、取得価額総額が9993万9800円となり終了した。
株価の動きを見ると、戻り高値圏の1400円台では上値が重くなって反落する展開だが、一方では8月の安値圏1250円近辺まで下押す動きは見られず、下値を着実に切り上げている。出直りの流れに変化はないだろう。
12月6日の終値1362円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS145円17銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1643円09銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、下値を切り上げる形だ。指標面に割高感はなく、出直りの流れに変化はないだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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