【編集長の視点】イートアンドは関東圏での出店加速をテコに割安株買いが再燃し反発

2013年12月3日 10:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  イートアンド <2882> (東2)は、12円高の1525円と反発し、10月29日につけた東証第2部上場来高値1670円を視界に捉えている。11月22日に餃子専門店「大阪王将」の小田原店、厚木インター店の2店舗をオープンするなど、関東圏での新規出店が加速していることを手掛かりに割安株買いが増勢となっており、11月21日から12月25日まで2回に分けて創業45周年キャンペーンを実施することも業績上ぶれ期待を高めてフォローの材料となっている。

■群馬新工場が関東圏以北をターゲットにする戦略製造拠点に

  同社の今期の外食事業の店舗数は、第2四半期(2Q)に加盟店24店舗(うち海外8店舗)、直営店3店舗を新規出店し、加盟店9店舗、直営店4店舗を閉鎖し、期末店舗数は424店舗(うち海外22店舗)と前期末の3月末比14店舗の純増となり、さらに北海道西地区の「大阪王将」のフランチャイズ店舗を直営店化するなど積極的な店舗政策を続けているが、第3四半期に入った10月以降も、「大阪王将」を6店舗新規出店、このうち3店舗が関東圏となるなど関東圏での出店を加速させている。

  この関東圏への出店は、本社機能の東京移転と昨年10月に群馬新工場(群馬県邑楽郡)を建設・稼働させたことで加速しており、同工場は、17億1400万円を投資して同社の地盤の関西エリアと同一規模の製品製造拠点として建設されたもので、関東圏以北へより鮮度が高く安心・安全な商品を提供するとともに、合わせて売れ筋商品の「水餃子」などのリニューアル製品も製造、大きな戦略拠点としている。

  10月以降の積極出店策に加えて、11月21日から全国の店舗で「復刻 新!元祖焼餃子」の期間限定販売の商品を含めて合計20日間にわたり創業45周年キャンペーンも実施しており、業績期待も高まってくる。今3月期業績は、売り上げ205億5200万円(前期比3%増)、経常利益9億4500万円(同5%増)、純利益5億400万円(同17%増)と増益転換が予想されているが、純利益は、2012年3月期の過去最高(5億1300万円)をクリアするか注目度が高まろう。

■PER11倍台の割安修正で東証2部上場来高値更新も

  株価は、今年10月によしもとクリエイティブ・エージェンシーと提携して創業45周年キャンペーンをスタートさせたことで東証2部上場来高値1670円をつけ、1400円まで調整したあと、株主優待制度の優遇策拡大を好感して1600円台まで反発、1500円台固めを続けている。PERは11倍台と割安であり、最高値抜けから一段の上値追いが想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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