関連記事
【木村隆のマーケット&銘柄観察】大日本スクリーン製造は受注高の増加を評価する方向へ
大日本スクリーン製造 <7735> は、見直し買い流入局面が近い。決算発表を契機に株価は調整局面を迎えているが、決算評価について、やや悲観的な見方にウェートがかかり過ぎているニュアンスが強い。
今2014年3月期の9月中間決算は、営業利益が30億3400万円(前年同期12億8400万円の損失)と黒字へ浮上。従来計画の25億円をも上振れて着地した。FPD事業で、高精細液晶パネル向け中小型製造装置が国内およびアジアで堅調に推移、中国向け大型液晶パネル用装置も好調だったことなどが要因。つれて、通期の見通しも65億円から78億円(前期69億8600万円)に上方修正された。
しかし、これが好感されないばかりか、むしろ材料出尽くしの人気を誘う結果になっている。通期予想は売上高を160億円増額したにもかかわらず、営業利益が13億円の小幅の増額にとどまっており、収益力の低下懸念が指摘されている。この点について会社側では、研究開発の増額、人件費の圧縮の一部解除などが要因と指摘しており、継続性のあるものではないようだ。
今期の第3四半期の半導体製造装置の受注高は407億円と、第1四半期の351億円から大きく増加しているのをはじめ、全体の受注も同じく449億円と、419億円から増加している。従って、今期の黒字変換を受けた来期の業績は、さらに好転度合いを強める方向が予想される。
今期の業績に対する見直し、さらに来期の更なる好転予想を踏まえると、本格的な見直し相場が訪れるものと思われる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】ヤマシナは高値を窺う、上方修正業績を見直し極低位割り負け株買いが再燃(2013/11/26)
・【木村隆のマーケット&銘柄観察】ソフトバンクは明確な成長戦略への評価が高く、全般相場をリード(2013/11/25)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
