【編集長の視点】900円台固めの大森屋は続伸業績を見直し割り負け訂正に再発進余地

2013年12月2日 10:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  大森屋 <2917> (JQS)は、前週末29日、きょう2日と900円台での売り値、買い値が交錯し、商いが成立していないが、今9月期業績の続伸予想を見直し割り負け訂正に再発進する展開も想定される。今年12月下旬に予定されている来春発売の新製品の発表会への期待も後押しをしよう。

■12月下旬には来春発売の新製品発表会を予定

  同社の今期業績は、11月5日の前期業績の上方修正に次ぎ連続増益が予想されている。売り上げ158億2000万円(前期比2%増)、経常利益4億3000万円(同10%増)、純利益2億4000万円(同16%増)と見込んでいるもので、前期業績に続き事前の市場観測を上回る。来年4月から消費税増税が実施される先行き不透明な消費環境下、前期に続き来春発売の新製品を拡販するなど積極的な販売活動を展開、引き続き製造コストの削減や販売促進費を中心とした経費の削減を図ることなどが寄与する。

  新製品については、前期も今年2月に「だしわかめ茶づけ」、8月には「汐ふき めかぶ」など汐ふきシリ-ズ3品などわかめ素材の新製品や「塩糀のり」などを相次いで発売、進物品やふりかけなどの業務用海苔がやや苦戦するなかで、前期業績の上方修正に結び付けており、来春発売予定の新製品を明らかにする12月下旬の発表会への期待も高まる。

■PBR0.4倍の割り負け訂正で高値奪回から4ケタ株価も

  株価は、前期業績を今年5月には第2四半期(2Q)累計業績、11月には通期業績をそれぞれ上方修正し増益転換率を伸ばしたが、反応は限定的で2Q累計業績上方修正では年初来安値890円まで下ぶれ、前期第3四半期の高利益進捗率業績を手掛かりに941円まで押し戻したが、前期通期業績の上方修正、今期業績の続伸予想では900円台を固めるまでにとどまった。PERは19倍台と割安感は小さいが、PBRは0.4倍と大きく割り負けており、年初来高値995円奪回から昨年9月高値1054円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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