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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは600円挟んだモミ合いが4ヶ月、ボックス上放れのタイミング
情報サービスのテクマトリックス <3762> の株価は、7月中旬以降のボックス展開だが、足元はレンジ上限で堅調に推移している。上放れのタイミングが接近しているようだ。
ネットワークやセキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融などを重点分野としてシステム構築やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開し、ビッグデータ分析支援のBI(ビジネス・インテリジェンス、データ分析による意思決定支援システム)サービスなども強化している。
11月18日には、子会社のエヌ・シー・エル・コミュニケーションが米国Pica8(ピカエイト)社との国内総代理店契約締結を発表した。次世代ネットワーク技術「オープンフロー」に完全対応し、他社同等製品に比べて廉価で提供できるとしている。
今期(14年3月期)連結業績見通し(7月31日に繰延税金資産の追加計上に伴って純利益を増額修正)は、売上高が前期比4.6%増の175億円、営業利益が同3.7%減の11億50百万円、経常利益が同1.9%減の11億50百万円、純利益が同9.7%増の6億90百万円としている。ストック型ビジネスの戦略的拡大に向けた人件費増加などで営業微減益見込みだが、第2四半期累計(4月~9月)の売上高が過去最高を更新するなど、売上面は好調に推移している。
通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が47.6%、営業利益が37.4%、経常利益が38.8%、純利益が58.0%である。営業利益と経常利益の進捗率がやや低水準だが、主力の情報基盤事業でサイバー攻撃に対応した負荷分散装置や次世代ファイアウォール製品などが好調であり、公共機関向けや金融機関向けの大型案件の寄与も期待される。
株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、600円近辺では上値が重くなり、7月中旬以降は概ね550円~600円近辺のレンジでボックス展開だ。ただし下値を着実に切り上げながら、足元ではレンジ上限で堅調に推移している。
11月28日の終値601円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS57円82銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円26銭で算出)は1.3倍近辺である。週足チャートで見ると徐々に下値を切り上げながら、足元では26週移動平均線を突破した。レンジ上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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