28日の香港市場概況:小反落、一時24000乗せも大引けにかけて手仕舞いが進む

2013年11月28日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:32JST 28日の香港市場概況:小反落、一時24000乗せも大引けにかけて手仕舞いが進む

28日の香港市場では主要指数のハンセン指数が小反落となり、前日比17.26ポイント安(-0.07%)の23789.09で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同16.67ポイント安(-0.15%)の11385.29、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同23.22ポイント高(+0.50%)の4641.32だった。

米国の景気回復期待や欧米株高が支援材料。ハンセン指数は2月4日に付けた取引時間中の年初来高値(23944.74)を上回り、一時24000台に乗せた。指数がこの節目を回復するのは、2011年4月以来となる。中国本土株の堅調な値動きや、外資系証券が香港主要指数の目標値を相次いで引き上げていることも追い風となった。ただ、その後は伸び悩み、大引けにかけてマイナス圏に転落。高値警戒感からの売りや手仕舞いの動きが強まった。

ハンセン指数の構成銘柄では、中国移動(00941/HK)が後場に値を崩し、0.42%安で引けた。一方、同業の中国聯通(00762/HK)は2.18%上昇。一部メディアでは、第4世代(4G)移動通信事業ライセンスが28日にも発給されるとの観測報道が伝わっている。

このほか、石油株の中国石油化工(00386/HK)が0.75%反落。一方、中国神華能源(01088/HK)や中国中煤能源(01898/HK)など石炭株が堅調だった。中国政府が石炭業界の支援に向け、税負担の軽減方針を示したことが好感された。

ハンセン銘柄以外では、石炭価格の上昇が逆風となる華能国際電力(00902/HK)など電力株が逆行安を付けた。一方、馬鞍山鋼鉄(00323/HK)と鞍鋼(00347/HK)は上昇。政府による過剰生産能力の整理を受け、鉄鋼価格の上昇が期待できると指摘された。《KO》

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