東京電力と中部電力、共同で石炭火力発電所を建設へ、12月上旬に事業会社を設立

2013年11月28日 17:06

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【11月28日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 東京電力(東:9501)と中部電力(東・名:9502)は28日、東京電力の常陸那珂火力発電所構内に新たに建設する石炭火力発電設備の運転・保守と発電した電力の販売を行う発電事業会社を、12月上旬(予定)に共同で設立すると発表した。新会社の資本金は1億円(建設開始に合わせて増資予定)、出資比率は中部電力が96.55%、東京電力が3.45%。

 中部電力は、5月に東京電力とアライアンスを組み、東京電力の常陸那珂火力発電所構内に共同で石炭火力発電所を開発することを前提に東京電力が募集する電力卸供給入札に参加。7月に落札者に決定されたことを受け、本事業を行う新会社の設立に向け東京電力と協議を進めていた。なお、現在、東京電力と電力受給契約の締結に向け詳細協議を行っており、近日中に新会社と東京電力の間で同契約が締結される予定。【了】

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