27日の中国本土市場概況:上海は2200の大台回復、資本市場の開放期待などが支援材料

2013年11月27日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 27日の中国本土市場概況:上海は2200の大台回復、資本市場の開放期待などが支援材料

27日の中国本土市場は5営業日ぶりに反発。上海総合指数は前日比18.00ポイント高(+0.82%)の2201.07、深セン成分指数は同82.11ポイント高(+0.98%)の8447.46で取引を終えた。狭いレンジでもみ合った後は上げ幅を急速に拡大させた。上海市場は2200の大台を回復して取引を終了した。

資本市場の開放期待が高まっていることが証券など金融銘柄の物色手掛かり。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁はこのほど、条件が揃えば適格海外機関投資家(QFII)などの資格や投資枠の審査を撤廃すると発言したほか、海外企業による中国本土市場への上場規制も徐々に撤廃する方針を示した。

また、防衛・航空技術関連の大幅上昇も指数をサポート。中国による航空識別圏の発表に伴う日中間の緊張が高まっているほか、月への軟着陸を目指す中国の探査衛星「嫦娥3号」が来月上旬にも打ち上げられるとの観測が支援材料。このほか、鉄道や自動車関連も買われた。東欧などへの高速鉄道の輸出期待が好感されたほか、第1陣となるエコカーの推進都市の発表が物色手掛かりとなった。

一方、上海市場は2200の大台当たりで上げ渋る展開を示した。また、不動産や石油関連の続落も指数の重し。追加の引き締め策が相次いで発表されていることに加え、山東省青島市で起きた爆発事故が引き続き圧迫材料となった。《KO》

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