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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは押し目買い基調不変、好業績評価して上値追い
メール配信ソフトのエイジア <2352> (東マ)の株価は急騰して年初来高値を更新している。足元は過熱感を強めた形だが、今期(14年3月期)好業績を評価して上値を追う展開だろう。
自社開発によるCRMアプリケーションソフト「WEBCAS」シリーズ開発・販売などのアプリケーション事業を主力として、マーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業にも事業領域を広げている。クラウドサービス関連、Eコマース売上アップソリューション関連、海外展開を強化する方針で、特にネット通販業界への販売促進システム・サービスの提供を強化する。
M&Aやアライアンス戦略も強化している。12年4月にECサイト構築・運営事業拡大に向けてシステムインテグレータ<3826>、12年12月にメールマーケティングコンサルティング事業拡大に向けてメールマガジン制作・運用支援のグリーゼと資本・業務提携した。そして13年10月には、メールマガジンの戦略立案・企画・制作・分析サービス事業を展開するFUCAを子会社化した。
なお11月11日には、ミック経済研究所が発行した国内クラウド市場分析レポート「クラウドサービス市場の現状と展望2013年度版」において、自社開発のメール配信システム「WEBCAS e-mail」クラウド版が、2012年度メール配信クラウド市場で売上伸長率1位となったと発表している。2010年度から3年度連続の売上伸長率1位となった。
10月31日発表の第2四半期累計(4月~9月)の業績(非連結)(10月29日に増額修正)は、売上高が前年同期比32.8%増の4億70百万円、営業利益が同3.1倍の1億06百万円、経常利益が同2.7倍の1億06百万円、純利益が同3.3倍の62百万円だった。アプリケーション事業でクラウドサービスが好調に推移して大型案件も寄与した。
通期の見通しはFUCAを子会社化したことに伴い、第3四半期(10月~12月)から連結決算に移行するが、非連結ベースの期初計画を据え置いて売上高が前期比15.5%増の9億円、営業利益が同25.6%増の1億70百万円、経常利益が同21.1%増の1億70百万円、純利益が同2.0倍の1億円としている。
主力のアプリケーション事業で、利益率が高くストック型収益となるクラウドサービスが好調に推移する。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が52.2%、営業利益が62.4%、経常利益が62.4%、純利益が62.0%と高水準であり、通期増額の可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、急騰して付けた10月30日の1380円から一旦反落したが、すぐに切り返して11月18日の年初来高値1590円まで上伸した。過熱感を強めたこともあり足元は上げ一服の形だが、好業績を評価する流れに変化はないだろう。
11月22日の終値1287円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想のEPS53円73銭で算出)は24倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間9円で算出)は0.7%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS376円71銭で算出)は3.4倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して強基調に転換した。足元は過熱感を強めた形だが、好業績や通期増額の可能性を支援材料として上値を追う展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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